カヘイレ読書部指定図書の金原ひとみ「オートフィクション」がなかなかおもしろかったので、彼女の作品を読んでみようかと思いまして。
「蛇にピアス」は以前読んだ。コレもなかなかおもしろかった。
図書館に行ってみると、前に「オートフィクション」、「蛇にピアス」を借りたときにはこの2作しか並んでなくて、今回は「蛇にピアス」と「アッシュベイビー」の2作だけやった。金原ひとみの作品は2作しか並ばないのか??(笑)。てかあれだけ並んでた「オートフィクション」が1冊もないってどこ行ったん??
「アッシューベイビー」の表紙見て、こういう画を撮る女性写真家?画家?がいるのを思い出した。岡山に作品が来たとき観に行ってるのに名前が覚えられない(==;)モノクロで老婆の体に少女の顔やったり、少女の体に老婆の顔やったり。なかなか好きなのに。
「アッシュベイビー」…後味悪いねぇ…。
彼女の作品てまだ3作品しか読んでないけど、毎回ループだよねぇ…。ループな出口が見えない、光が見えない話嫌いやないし、あってもいけど、毎回だと飽きちゃう。主人公も毎回同じ感じだしねぇ。汚い言葉も自分が1番なのも飽きちゃった(笑)。
「蛇にピアス」や「オートフィクション」はおもしろいと思ったけど、コレはエグ過ぎじゃない??もし、私が彼女の作品を発表順に読んでいってたらこの作品で挫折して「オートフィクション」は読んでなかったかもしれない(笑)。
「アッシュベイビー」読んで「サロメ」思い出した。オスカー・ワイルドの戯曲ね。サロメが愛した預言者を殺させて、その生首に接吻するっていう世紀末的退廃芸術って言われるヤツね。確かサロメも殺されるんだっけか??
彼女の作品を全て読んだわけやないけど、その主人公はサロメ的要素が含まれてるなぁ~なんて思った。
「蛇にピアス」、「オートフィクション」を読んだときに、人間クサイ感じでギリシャ神話とか昔のお芝居みたいな世界っていうたような気がせんでもないんやけど、戯曲は幻想的であったり台詞、詞(ことば)が美しかったりで、エグイんやけど美しいんよねぇ。
彼女の場合、言葉が汚いじゃん。まぁ、主人公の設定上そうなるんやろうけど。で、リアルな感じっていうたらえぇんかなぁ??まぁ、幻想的ではないと思うんよねぇ。そこが全部見えすぎる感じなんかなぁ。1枚くらいヴェールかけといて欲しい感じ(笑)。
「蛇にピアス」は『美』やなぁと思った。「アッシュベイビー」もある意味『美』なんやけど、見え過ぎなんよねぇ。まぁ、現代設定で幻想的ってのは難しいってか可笑しいと思うけど(笑)。
読んでるときは気づかんかったけど、勝手に感想書いてるうちに金原ひとみ作品と「サロメ」が結びついたから、やっぱり他のも読んでみよう(笑)。
読んでるときは気づかないコトも、勝手に感想書いてると新たな発見があるってのも発見やったわ(笑)。たまたまか(笑)。
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